「んなもん、決まってるじゃん。カネだよ、カネ。」
「いや、違う。一番重要なのは、選択オプションがある事だ。」
選択オプション?なんじゃ、そりゃ。
友達が言うには、どう人生を生きるかを自ら選べる事が、幸せに生きる為の重要なポイントなのです。
「どの街で、どの会社で、どんな仕事をして、誰と行きて行くかを決められる事自体が、一番重要な事なのさ。」
ま〜、その考え方は、普通のサラリーマン/ビジネスマンには通用しますけどね、人文科学者には通用しないんすよ、旦那。何を隠そう、一年間に両方の手で数えられる程ぐらいしか履歴書を送る大学が無くて、おまけに万が一仕事が貰えても、それは誰も聞いた事の無い街の大学なんですから······
でも、だとしたら、私は真剣に将来の就活について考えなければならない。で、この間偶然見かけた、「自己認知」の定義をここで思い出してしまう。
「自分自身の価値観や、長所・短所を把握すること。
能力開発や仕事の選択に当たっては、自分自身が大切に感じる価値観や、自分自身の強み・弱みを的確に把握することが重要である。自分自身を正しく知ることは意外に難しく、心理テストや面談を通して正しい自己認知を促すことも多い。近年の能力開発の新しい流れとして、これを研修に組み入れる企業が増加している。本人の強みは『より強く伸ばすべきもの』として強く動機づけを行い、本人の弱みは『普段から気をつけて対応すべきもの』として、日常の行動改善につなげる。」
なるほど。私もしなくちゃ、この「自己認知」ってやつ。
でも、もっと面白かったのは、吉田秀雄の「鬼十則」:
- 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
- 仕事とは、先手々と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
- 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
- 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
- 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
- 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
- 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
- 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
- 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
- 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
いいね〜。好きだね〜、私、こういうの。私も吉田秀雄みたいに頑張って、いつか人生が実る様、努力します。さぁ、ファイティング!
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