先日は遥洋子の『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』も読んだ。著者の視点から書く「学者の世界」の説明は面白かったし、そして上野千鶴子(何故いつもフルネームなのだろう・・・)が著者に対してとる態度の説明も読んでいてとても嬉しかった。
私は上野千鶴子にも林真理子にも会った事がないし、会うより本を読む方が好むと思うけど、上野千鶴子は私が聞いている程悪い人ではないと思う。遥洋子にとっての上野千鶴子は、私にとっての大学院の恩師に似ている。きつい人かもしれないし、暖かい人では無いかもしれない。気難しかったり、「それはないんじゃないのっ?!」と思わせる様な事をしたり言ったりするかもしれない。でも、彼女は彼女の考え方を持っていて、それを主張できるだけの地位に行き着いたんだ。彼女だったら、私が彼女の本と林真理子の本を一緒に読む事を批判しないと思う。
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